自立神経失調症のコト
毎日の家事、育児、対人関係など、本当にお疲れ様です。
その不眠や頭痛、生理痛の原因はもしかしたら「自律神経失調症」かもしれません。
自立神経の乱れによる初期症状は痛みもなく、目立った外傷などもないので気付きにくいです。
初期症状を我慢しているうちに、新たな症状が次々に連鎖して発生し、将来的に大きな病気に繋がってしまう可能性も考えられます。
本記事では、整体師が自律神経失調症のセルフチェックと、自立神経を整えるための改善方法をお伝えします。
これ以上悪化する前に適切な方法で自律神経を整え、早めの改善をしていきましょう。
自立神経には「交感神経」と「副交感神経」という対照的な働きをする2種類の神経があります。
この2つの神経のバランスが乱れてしまうと、頭痛、めまい、不眠、便秘、下痢、手足の冷えなど身体中に様々な不調があらわれます。
身体症状だけでなく、不安感、イライラ、気分の落ち込みなどの精神症状が現れる場合も多く、症状の現れ方や度合いには個人差が大きいです。
自立神経失調症の原因は、環境の変化、ホルモンバランスの変化、睡眠不足、ストレス、生活リズムの乱れなどが原因になる事が多いです。
また、自立神経失調症は、「自立神経自体は働いているけれども、2つのバランスが乱れてしまっている状態」であることから、病院で検査をしても身体の異常が見つかりません。
そのため、不調の原因を特定することができないのが特徴です。
自立神経失調症は症状の現れ方によっては別の病気と間違われる場合や、反対にほかの病気のサインになっているケースもあります。
自律神経失調症の評価では、TMI(東邦大式医学指標)と呼ばれる43の自立神経症状のチェック項目と50の精神症状のチェック項目からなる指標が用いられます。
以下のチェック項目にしたがってご自身に当てはまる症状がいくつあるか確認してみましょう。
※①と②の項目は分けてチェックしてください
TMI(東邦大式医学指標)
自立神経症状のチェックシートでは、
個チェックがつきました!
チェックの数を覚えておいてください。続けてもう一つ精神症状のチェックシートがあります。
精神症状のチェックシートでは、
個チェックがつきました!
上記の2つのチェックシートそれぞれの該当数によって、自立神経失調症は次の4つのタイプに分類されます。
自立神経症状、精神症状ともに当てはまった数が10個以下であれば正常値です。
自立神経症状に当てはまった数が11個以上の場合。
精神症状に当てはまった数が11個以下の場合。
自立神経症状に当てはまった数が10個以下の場合。
精神症状に当てはまった数が11個以上の場合。
自律神経症状・精神症状ともに当てはまった数が11個以上の場合。
自立神経を整えるためには、生活習慣の改善が最も重要になります。
食事と睡眠を見直し、可能な限り運動習慣も取り入れましょう。
「自分でいろいろ試してみたけど、症状が良くならない」
「別の症状も出てきて辛い」
このような方は筋肉の緊張や骨盤のゆがみが自立神経が乱れる原因となっている場合もあります。
整体院で体のバランスを整える施術により、身体の緊張状態が取れると改善に向かうケースがあります。
また、当院で行っている「体内環境改善整体」は、ストレスを受けて弱ってしまっている内臓に効果的に働きかけ、身体の不調の改善へと導きます。
バランスの施術は骨格ばかりに目が行きがちですが、実は、内臓が弱っていると肌あれ、腰痛、体調不良などを引き起こすので、あまり見かけない施術ですが、症状改善には重要な施術です。
可児市にお住まいの方はぜひオレンジキュアへ!
自律神経の改善は容易ではなく体の中と外からアプローチをして改善をしてきます。あなたに合った改善方法を一緒に考えていきますので、症状が辛い場合は決して我慢せずお早めにご相談ください。